<絨毯屋になるまでに➁>

<絨毯屋になるまでに➁>

マダムからのお声がけに私は

「全く興味がありません!!!」っと、笑。

そうです、ペルシャ絨毯なんて私には、遠い存在。というか、ペルシャ絨毯って人生で一度も見たことも、触ったことも無かったです。

ただ、優しいマダムは、勿論買わなくて良いのよ、でもね、絨毯って本当に奥が深くて、そこの絨毯屋さんは、買わなくていいからっと、毎回色々と知識をつけさせてくれるのよ。見てるだけでも面白いから、せっかくだから行かない?

っと。なんて素敵なクロージング!というか、お誘い文句!!!それを聞いたら、もう、是非!っと、あちらのご夫婦と夫っと、シンガポールのペルシャ絨毯屋さんへ出かけたのです。

そう、それが私とペルシャ絨毯の始まりでした。

最初は、怪しげなアラブストリートに連れていかれて、ここよっと通されたお店の中は絨毯でいっぱい!!!!ナニコレ?!?!どれもこれも凄い!正直に言おう!カオス!!!笑

そこで、1階にある絨毯はどーやらランクが低い絨毯らしく、良い絨毯は2階にあるんだよっと言われました。今思えばもちろんランクもあっただろうけど1階にあった絨毯はウールの絨毯で強く、上にある絨毯はシルクの絨毯で、日の光やら、また特に、湿気にもかなりデリケートなので、2階にあったように思います。

そこで、通された絨毯の数々に正直、凄い!!!っという思いもありましたが、胃もたれしそう!←笑が一番だった。

圧巻で、美しいけど、クムの絨毯は我が家には豪華すぎるーーー、汗!っと。勿論めちゃくちゃ美しく絨毯屋さんの蘊蓄も面白いのですが、我が家に合うかは別問題だなぁっと思っていました。その際に出会ったのが【ギャッベ】と言われる毛足の長い絨毯。

その絨毯は可愛くも美しく、我が家のインテリアにはとてもあっていて、これは欲しい!!!っと夫婦が心から思えた絨毯でした。

そして、その熱量を持って、いざ買おう!!!っとはその時はならず、その日は、楽しく終わったのでした、笑。

シンガポールは仮住まいだったのと、当時住んでいた場所にギャッベが合わなかったのも理由ですが、一番は日本で使いたいっと思っていたのが大きく、本帰国前に買いたいなぁっとうっすら思っていました。

その後、子供を出産し、ちょっとハイになってたので2枚購入、その後、もう一人出産したのと同時に、本帰国命令がでたので、じゃあもう1枚っと購入を♪頭がバグっているかと思いますが、絨毯の怖い所って、実は、何枚も欲しくなるんですよーーー(力説)

が、ここから怒涛のように、運命が変わるとも知らずに、、、笑

まだまだ続く→

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